和名 : モモタマナ
別名 : コバテイシ
英名 : Tropical almond 、Sea almond 、etc.
学名 : Terminalia catappa
科名 : シクンシ科
分布 : 沖縄・小笠原諸島、東南アジア、アフリカ、
太平洋諸島、オーストラリア、他


 モモタマナは、アジアの亜熱帯・熱帯地域や、ミクロネシアの島々などにも広く分布する、半落葉樹。

 熱帯アジアを旅行すると、其の一日目で、此の木の特徴を覚えてしまうほど、とても判り易い樹木です。沖縄地方でも、街路樹や庭公園樹として、よく植栽されていますよね。

 モモタマナの最大の特徴は、横に大きく広がった「樹冠」と、大きな葉っぱです。陽射しの強い国々では、とても重要な「木陰」を提供してくれます。其の役割から、「Umbrella tree」(傘の木)とも呼ばれています。(^‐^=

 モモタマナの葉は、世界各地で「伝統薬」とされる他、絹や綿などを染める「染料」としても、広く利用されています。
 
 また、果実の中に、「アーモンド」のような種があって、食用とされる事から、「Tropical almond」などの呼び名もあります。
 

平成14年・15年・19年  タイ、ベトナム、カンボジア、宮古島、他
撮影者:梅本浩史



ベトナム・ハノイにて
ベトナム北部の長閑な風景 (左の木々は、モモタマナ)
沖縄方面では、「モモタマナ」の葉を用いた、「醗酵モモタマナ茶」のような健康茶も見られます。
「モモタマナ」の実は、オオコウモリなどが食べる他、水に浮いて漂流しながら分布を拡げる、「水散布種子」となる。
モモタマナの葉は、カンボジア・シルクの染料の一つ。ポリネシアでは、モモタマナの木材を用いて、カヌーを作る地域もある。

「モモタマナ」の樹冠がつくる「緑陰」(木陰)は、大き過ぎず、小さ過ぎず。「軒先」には、丁度よいサイズ。 
 
  緑の絵画館 : 私の植物図鑑 「モモタマナ」