和名 : コゴメウツギ(小米空木)
科名 : バラ科
学名 : Stephanandra incisa
分布 : 北海道〜九州、朝鮮半島、中国


 「小米空木」(コゴメウツギ)は、日本各地の山野などで、よく見られる落葉性の低木です。

 コゴメウツギは、根元から茎状の細い幹を、幾つも立ち上げて叢生します。細い枝は、よく枝分かれし、横に広がりながら成長します。

 和名の「小米」(こごめ)とは、砕けた米粒の事で、初夏に咲く「小さな白花」の様子が、小米に似ている事から付いた名前です。


 一方、「空木」(ウツギ)と云うと、「ウノハナ」や「ハコネウツギ」、「バイカウツギ」、「ハナゾノツクバネウツギ」等、色々なウツギの名が思い浮かびます。しかし、此の「コゴメウツギ」は、「バラ科」の植物です。

 バラ科に属し、「ウツギ」と名前が付くものには、他に「カナウツギ」があります。葉の大きさや形は異なりますが、花はコゴメウツギに、とてもよく似ていますよ。

 コゴメウツギの葉っぱは、小さくて扱いやすく、形もお洒落なので、「押し花」の制作などでも、度々用いられます。(^-^)



 平成20年3月1日・5月10日 皇居東御苑、小石川植物園、他
撮影者:梅本浩史
 

 コゴメウツギの「樹皮」は、縦に裂けて、薄く剥離してゆく

  緑の絵画館 : 私の植物図鑑 「コゴメウツギ」