和名 : ハリエンジュ(針槐)
別名 : ニセアカシア

学名 : Robinia pseudoacacia
科名 : マメ科
原産 : 北米南東部


 「針槐」(ハリエンジュ)は、初夏に美しい蝶形花を咲かせる、北米原産の「マメ科ロビニア属」の落葉高木。ヨーロッパや、アジアの各地では、街路樹や公園樹としても、広く植栽されます。

 日本でも、北海道〜九州、沖縄まで、幅広く植えられる木ですから、身近に出会う機会の多い樹種と云えます。

 此れ迄、高速道路のり面や、荒廃した裸地などに「種子」を吹き付けて、土壌崩壊の防止や、土壌改良・植生基盤の安定化を目的とした「緑化材」にも、利用されて来ました。

 亦、北海道などでは、「アカシア蜂蜜」の原料ともなる事から、「養蜂業」においては、とても大切な「蜜源花木」となります。

 しかし、成長が旺盛で、様々な場所に繁茂し、広く「野生化」して来ているのも実情です。日本在来の種の生息を脅かしているのではないか、との懸念もされています。難しい問題ですね...。

 別名の「ニセアカシア」は、学名の種小名にあたる「pseudo」(偽りの・まがいの)「acacia」と云う文字を、直訳した形です。

 一般に、「アカシア」と聞くと、本種を指す人も多いのですが、本当の「アカシア属」(Acacia)とは、随分と雰囲気が違います。(^_^=)


平成20年6月3日 北海道・札幌市内、他 
撮影:梅本浩史



枝や若い幹には、「針状」のトゲが付く。庭公園では、
品種の「トゲナシニセアカシア」が多用される。




「ハリエンジュ」の樹皮は、表面が「網目模様」に隆起する



「黄金ニセアカシア」の名で知られる品種 「フリーシア」