緑の絵画館   
和名 : タビビトノキ
別名 : オウギバショウ
科名 : バショウ科
学名 : Ravenala madagascariensis
英名 : Traveler's palm
原産地 : マダガスカル

 「旅人の木」(タビビトノキ)は、世界各地の亜熱帯・熱帯地域で見られるバショウの仲間。原産地は、インド洋上に浮かぶ「マダガスカル島」です。マダガスカル島は、バオバブの木でも有名ですよね。島内には、約6000種もの植物が確認されているそうです。

 さて、タビビトノキは 其の特異な風貌から、世界中の公園や植物園などに植栽されています。日本では、「羽田空港」のアトリウム空間に植栽すると云う、特殊な事例もあります。そう、各地から訪れる「旅人を迎える木」になっているのです。 (^_^)

 タビビトノキの「葉柄」は、中に空間が出来ており、其処に「水」が溜まっている為、葉柄を傷つけると勢い良く水が出てきます。其処で、此の水を飲んで「旅人」たちが、「喉の渇き」を潤した...と云う「言い伝え」から、此の名が付きました。

 撮影した場所は、タイ・バンコクにある有名な「ワット・プラケーオ」の境内。美しいヒスイの仏像が収められた「エメラルド寺院」の名でも知られます。此処には、王宮・チャクリー宮殿なども隣接していて、世界中の観光客と 巡礼者の方々が訪れます。

平成16年 タイ・バンコク
撮影者 : 梅本浩史



ワット・プラケーオでの植栽例
 
 

   寺院の境内には、何本もの「タビビトノキ」が植栽される
  風が吹くと 「大きな扇子」のように、ゆ〜っくりと揺れます


 
美しい球形の刈り込みものが植栽される「チャクリー宮殿」 ワット・プラケーオ北側、スリランカ様式の「金色の仏塔」
   緑の絵画館 : 私の植物図鑑 「タビビトノキ」