和名 : コクサギ(小臭木) 
科名 : ミカン科
学名 : Orixa japonica
分布 : 本州〜九州、朝鮮半島、中国


 「コクサギ」(小臭木)は、山野の沢沿いや、水気の多い場所などで、よく見掛ける落葉低木。

 コクサギは、シソ科(旧クマツヅラ科)の「クサギ」とは、全く別の植物ですが、枝葉に「特有の臭気」がある事から、此の名が付いています。違う意味で、「臭い木...」の仲間ですね。(^_^;

 ...とは云っても、クサギの臭さとは、随分と違った感じの臭さです。葉を揉むと、ミカン科らしい臭いと、ハーブの「バジル」が混ざった様な香りがしますよ。(^-^*

  此の臭気の強い「葉っぱ」は、煎じて「殺虫剤」(駆虫薬)としても利用されます。「雌雄異株」なので、雄花の咲いている雄木には、実は生りません。

 コクサギの葉を見ると、「短枝」に付く葉は、輪生状に互生しますが、「長枝」に付く葉は、右右、左左と、交互に2枚ずつ、互生してゆきますよ。(コクサギ型葉序)


平成20年3月24日  目黒自然教育園、小石川植物園、埼玉県川口市
撮影者:梅本浩史


   コクサギの「葉序」は、「コクサギ型」と呼ばれる。
    葉は、2枚ずつが並びながら、互生してゆく。

コクサギの若い果実は、葉っぱと同じく、光沢がある。


熟した果皮は裂けて、中の種子を散布させる。

  緑の絵画館 : 私の植物図鑑 「コクサギ」
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