和名 : カラタネオガタマノキ
別名 : トウオガタマ、バナナツリー、含笑花
学名 : Michelia figo
科名 : モクレン科
原産 : 中国南部


 「唐種招霊木」(カラタネオガタマ)は、中国南部で自生する常緑樹。我国には、江戸中期に渡来したようで、神社などを中心に、よく見掛けられます。

 「カラタネオガタマ」の樹高は、せいぜい2〜4m。日本で自生する、常緑高木の「オガタマノキ」の仲間なのですが、随分と丈は低めです。

 名前の由来となる「オガタマ」は、神霊を招く為、神前に供える木とした「オキタマ」(招霊)より転じています。このオガタマノキの仲間で、「中国産」(唐)である所から「カラタネオガタマ」の名が付きます。

 最近では、ベニバナ・カラタネオガタマ「ポートワイン」などの美しい園芸品種もあります。因みに、原産地の中国では、「含笑花」と呼び親しまれています。(^_^=

 本種の特徴は、その「香り」にあります。開花時期、辺り一面に漂う芳香は、「バナナ」に似ているので、「バナナツリー」とも呼ばれます。

 一日の内で、正午少し前の香りが、特に強く感じられます。花は平開しませんが、散る間近になって開き、そうなると、殆ど香りません。


平成12年5月・13年6月 文京区小石川植物園、鎌倉市内
撮影者 : 梅本




カラタネオガタマの樹高は、あまり大きくはならない。
薄紫色した花が魅力的な品種 「ポートワイン」 こちらは、花が開き切り、もう散る寸前の「ポートワイン」