和名 : オガタマノキ (招霊木)
学名 : Michelia compressa
科名 : モクレン科
分布 : 本州(房総以西)〜沖縄


 「招霊木」(オガタマノキ)は、古くから神社の境内などで、よく大木が見られる常緑性の高木。

 学名の属名である「Michelia」(ミケリア)を見ると、あのバナナに似た香りの花が咲く、「カラタネオガタマノキ」の仲間である事が判ります。

 名前の由来は、神社などで、神前にお供えして、神様や魂を招き寄せる「招霊」(おぎたま)が、「オガタマ」と訛ったものと云われます。


 オガタマノキは、樹高が20m以上にも成長する樹木です。亦、推定樹齢が、約400年〜1000年にも達する巨樹が見られます。さすがは、神様をお招きする木、とっても「ご長寿」ですよね。(^-^=

 春を迎えると、オガタマノキの花が、とても控え目に開花します。なんとか花に近付こうとしても、多くは大木のため、なかなか大変です...。花には、優しい芳香がありますよ。

 果実は、房が連なったような形で、一説には、神官や巫女さんが持つ「神楽鈴」のモチーフだとも云われます。葉っぱは、「榊」(サカキ)と同じく、常緑で葉先が尖っています。

 日本の神様は、尖ったものに降りるのが、大好きなご様子です。


平成21年3月8日 小石川植物園、神代植物公園、他 
撮影:梅本浩史


オガタマノキは、西日本へゆくほど、多くの巨樹に出会える。
主幹は真っ直ぐに伸び、天をつかむ様に「樹冠」が広がる。