和名 : コブシ(辛夷)

学名 : Magnolia kobus
科名 : モクレン科
分布 : 本州〜九州


 「辛夷」(コブシ)は、春先の野山を白く彩る、優しい雰囲気を持った「モクレン科」の花木です。

 コブシは、日本各地に広く分布していますが、北海道や日本海側の北国で、「春を告げる花」として親しまれるコブシは、変種の「キタコブシ」とされます。

 このキタコブシは、コブシのように毎年開花するのではなく、「隔年開花」の性質が強く、花や葉も、やや大振りになります。

 西日本では、コブシに似た近縁種のタムシバと混同してしまうケースも見られます。コブシの場合、花被片の外側に、一枚の葉が付く点で、タムシバと区別されますよ。(^-^)

 コブシの花被片は、基部に、やや紅を帯びるものが多く、花からは、とても素晴らしい「芳香」が放たれます。

 まだ子供の頃、公園を散歩の途中に、ふっと花から漂う「香り」に気付いた日の感動は、今でも鮮明に覚えています。

 それからと云うもの、大好きな花となりました。(^_^=)


平成19年3月27日 北の丸公園、自然教育園、他 
撮影:梅本浩史


漢名の「辛夷」は、本来、中国で漢方薬として用いられる
「紫木蓮」や「白木蓮」などの「花蕾」を示す言葉。