現在も、上野公園で元気に佇む「グラントぎょくらん」の姿

← グラント将軍、来園・植樹記念碑
   緑の絵画館 : 私の植物図鑑 「タイサンボク」 
  緑の絵画館
和名 : タイサンボク(泰山木)
別名 : ハクレンボク
英名 : Southern magnolia 、Bull bay
中国名 : 荷花玉蘭、洋玉蘭
科名 : モクレン科
学名 : Magnolia grandiflora
分布 : 北米中南部原産

 「タイサンボク」(泰山木)は、明治時代にアメリカより渡来した、艶のある大きな葉っぱを持つ、常緑高木。

 この泰山木は、「樹形」が自然に整い、5〜7月頃には「枝先」に直径10〜15cmほどの大輪の白花を咲かせます。遠目からでも、すぐに目に止まる程の存在感を持ち合わせています。

 学名の種小名にある「大きな花」(grandiflora)の意味する通り、優雅で立派な花は、まさに「花の女王様」と云った風格です。(^-^=)

 東京都内では、「新宿御苑」や「上野恩賜公園」、「林試の森公園」、「六義園」、「鳩山会館」などで、見事なタイサンボクが見られます。亦、「小石川植物園」では、「姫泰山木」も見られます。


 明治12年、南北戦争の英雄で、合衆国大統領も務めた「ユリシーズ・グラント」ご夫妻が来日した折に、明治天皇のご案内で「上野公園」を訪れています。

 其の際、「記念樹」としてグラント夫人が植えたのが、この泰山木でした。今も、上野公園の「グラントぎょくらん」として親しまれています。

平成15年6月下旬  上野公園、六義園、新宿御苑、他  
撮影者 : 平野、梅本