和名 : オオモクゲンジ

別名 : フクロミモクゲンジ、マルバ(ノ)モクゲンジ
学名 : Koelreuteria integrifoliola
(syn : K. bipinnata)
(syn : K. bipinnata var. integrifolia )
英名 : Chinese golden rain tree 、
Chinese flame tree
科名 : ムクロジ科
分布 : 中国


 オオモクゲンジ(大木欒子)は、中国原産の落葉高木。モクゲンジの近縁種で、日本でも各地に植栽されており、意外と目にする機会があります。

 果実が、「袋状」の果皮に包まれた形状をしている事から、「フクロミモクゲンジ」(袋実木欒子)とも呼ばれています。

 原産地の中国では、本種の事を「全縁欒樹」や「黄山欒樹」等と書きます。此れは、葉っぱが、「全縁」の「欒樹」(モクゲンジ)と云う特徴を捉えたもの。

 もう一つは、開花期の「樹冠」が、まるで「黄色い山」のように見えるからか、或は、仙人伝説の景勝地・黄山に因むのか...。

 何れにしても、オオモクゲンジの巨樹が、満開を迎えた光景は、筆舌し難いほど、壮大で優美な花姿となります。


平成21年9月18日 小石川植物園
撮影者:梅本浩史

英名は、「Chinese Golden rain tree」。頭上からは、まるで「金色の雨」のように、黄色の小花たちが舞い降りてくる。

学名の種小名にあたる 「integrifoliola」は、「全縁の葉」を意味し、「bipinnata」とは、「2回羽状複葉」の特徴を示す。



オオモクゲンジの葉には、「モクゲンジ」のような欠刻状の鋸歯も、重鋸歯も見られない。秋には、明るい黄色に黄葉する。

葉裏には、褐色毛が生える。尚、若木や成木に見られる葉は 「全縁」だが、稚樹・幼木の頃には、「鋸歯」が見られる。


オオモクゲンジの花は、モクゲンジよりも小さく、花数も非常に多い。亦、樹高も15〜20mほどの巨木へと成長する。

オオモクゲンジの花期は、モクゲンジよりも、二箇月近く遅れてから、咲き始める。


果実は、果皮の3片が合わさった「袋状」で、熟すと裂ける。中の種子は、意外と小さくて、控え目なサイズ。


若い木肌は、「皮目」が見られる以外、滑らか。成長と共に、縦方向の「裂け目」が入り、老木では短冊状に剥がれる
  緑の絵画館 : 私の植物図鑑 「オオモクゲンジ」(フクロミモクゲンジ)