和名 : カルミア
別名 : ハナガサシャクナゲ、
アメリカシャクナゲ 
科名 : ツツジ科
学名 : Kalmia latifolia
分布 : 北米(東部)原産


 カルミアは、北米原産の常緑性の花木です。花冠が、「花笠」に似る事から、ハナガサシャクナゲとも呼び親しまれています。

 明治期、日本から米国に贈った「桜」の返礼として、大正4年にハナミズキが贈られました。其の二年後に、此のカルミアも、米国から寄贈されました。

 カルミアと云う名前は、スウェーデンの植物学者「Pehr Kalm」(カルム)の名に由来しています。カルムは、分類学の父「Carl von Linne」(リンネ)の弟子の一人です。

 若いカルムは、当時、まだ未開の地であった北米を探険し、ナイアガラの滝や、其の周辺も、踏査した事が記されています。

 命がけの旅の中、新たに発見された植物を含む、様々な物は、リンネの元に届けられ、研究・分類が進められました。

 此のような、献身的な弟子の功績に報いる為、リンネは、此の美しいカルミアの学名に、弟子カルムの名を記し、永遠に残そうとしたと云われます。


平成21年5月10日・14日  小石川植物園、他
撮影者:梅本浩史

カルミアには、特徴ある様々な品種が流通している。
耐寒性は強いが、過湿な土壌を嫌う。水はけと、水持ちのよい土に植栽。

  緑の絵画館 : 私の植物図鑑 「カルミア」