和名 : サネカズラ (実葛)

別名 : ビナンカズラ
学名 : Kadsura japonica
科名 : マツブサ科(シキミ科)
分布 : 本州(関東以西)〜沖縄、
朝鮮半島南部、中国南部、台湾


 サネカズラ(実葛)は、暖地の林内や林縁などで、地面を這い、木に絡まりながら成長する、常緑の蔓性木本です。

 一年を通じて、色んな植物を撮影しておりますが、中でも、本種の花は、「撮り忘れてしまった花リスト」に、よく入っています。

 繁茂した葉っぱが、開花中の花まで隠してしまう訳ですが、此の葉っぱ、冬には寒さから赤みを帯びて、美しく「紅葉」します。


 本種は、「サネカズラ」と呼ぶよりも、別名の「ビナンカズラ」(美男葛)と呼んだ方が、「通り」が良いかも知れませんね。昔、本種の「樹皮」から得られる粘液を、「洗髪」や「整髪料」として用いた事に由来しています。

 美男葛のキャッチコピー、「男前の殿方は、より一層美しく。そうでない方は、それなりに美しく...」。(^-^;

 
平成21年8月27日、10月4日  小石川植物園、神代植物公園、
向島百花園、他
撮影者:梅本浩史
葉に、黄色い斑が入る品種 「ニシキカズラ」 まだ赤く熟す前の若い果実
花も盛りを過ぎて、「落花」した雄花たち 稀に、「両性化」した花も見られる
  緑の絵画館 : 私の植物図鑑 「サネカズラ」