和名 : ジャカランダ
別名 : キリモドキ、ハカランダ
学名 : Jacaranda mimosifolia
英名 : Blue Jacaranda
科名 : ノウゼンカズラ科
分布 : 南米・ブラジル〜アルゼンチン原産


 ジャカランダは、南米原産の落葉高木。日本でも、沖縄や九州などで植栽される他、最近では、静岡県熱海市の街路樹にも採用されています。

 ヒートアイランド現象や地球温暖化も手伝ってか、クライメート・ゾーン(植栽可能域)も、拡大傾向にある。我が家のテラスでも、此処10年ほど、問題なく育っています。

 南アフリカ共和国のプレトリアは、通称「ジャカランダ・シティ」とも呼ばれる花の名所。日本からも、「青紫色の桜」、「アフリカの桜」などと称して、南アフリカ・お花見ツアー等も企画されます。

 南米・アルゼンチンのブエノスアイレスも、花の名所として知られており、「アルゼンチンの桜」的な存在となっています。

 日本国内では、宮崎県の南郷町が有名で、既に40年以上も前に導入されました。毎年5〜6月には、「ジャカランダ祭り」が催され、現在でも、国内最大の植栽数を誇っています。(^_^=


平成21年6月11日 江東区・夢の島
撮影者:梅本浩史

南アフリカ共和国の首都 「プレトリア」では、5〜7万本ものジャカランダが植栽される。其の事から、「Jacaranda City」とも呼ばれる。

熱帯地方には、「乾季」と「雨季」の区別がある。此のジャカランダは、乾季に「落葉」し、雨季の始まりと共に、一斉に「開花」する。



ジャカランダの花冠は、細長くて扁平な「漏斗状」で、先端は5裂する。とても涼やかで、魅力的な色彩を放つ。

別名の「キリモドキ」の呼び名は、嘗てブラジルに移民された日本の方々が、名付けたものと云われます。


葉っぱは、「2回奇数羽状複葉」で、大きい。しかし「小葉」は、とても細かく繊細に並ぶ事から、シダの仲間のように見えてしまう。


果実は、花冠よりも「扁平な形」をしている。熟すと、平たく2枚に裂けて、アヒルの口のように開き、薄い種子を「風散布」する。

褐色の果皮は、とても堅い。以前、ハワイに住んでいた友人に、なんの殻かな?と、クイズを出されたが、全く判らなかった。



ジャカランダは、カエンボク、ホウオウボク等と共に、「世界三大花木」にも数えられるほど、有名な花。

ジャカランダの仲間は、世界に50種ほどが知られている。種小名の「mimosifolia」とは、「オジギソウ属の葉」に似る事から。

  緑の絵画館 : 私の植物図鑑 「ジャカランダ」