和名 : ウメモドキ (梅疑)
中国名 : 落霜紅、硬毛冬青
英名 : Japanese winterberry
学名 : Ilex serrata
科名 : モチノキ科
分布 : 本州〜九州、中国(中部〜東部)


 ウメモドキは、本州〜九州まで、広く見られる落葉低木。樹高が、2〜4mほどなので、庭木としてよく植栽されます。

 ウメモドキの一番美しい姿は、秋から冬に見せる、真っ赤な果実を付けた姿でしょう。季節的にも、やや寂しさを感じるお庭に、とても温かい印象を与えてくれる庭木ですよ。(^-^=。

 名前の由来は、葉っぱが「梅」(バラ科)の葉に似ているから...と、一般に云われますが、はてさて似ているかな ?


 ウメモドキには、黄色い実を付ける「キミノウメモドキ」や、白い実を付ける「シロウメモドキ」。果実が大きい品種の「大納言」や、盆栽に利用される「コショウバイ」。葉っぱや若枝に、毛が少ない変種「イヌウメモドキ」などもあります。 

 亦、近縁種には、「ミヤマウメモドキ」(Ilex nipponica) や、「フウリンウメモドキ」(Ilex geniculata)などがありますよ。(^_^

 ◆ 「残る葉も 残らず散れや 梅もどき」  凡兆

 
平成20年5月30日、10月12日  浜離宮庭園、神代植物公園、
新宿御苑、皇居東御苑、他
撮影者:梅本浩史

ウメモドキ 樹形

ウメモドキ 果実

無数に生った小さな果実は、葉っぱが落葉しても残される事から、寒々しい季節には、庭木としての鑑賞性も高い。

ウメモドキ 葉表 ウメモドキ 葉裏

葉っぱを観察すると、「主脈」から伸びた「側脈」は、其のまま真っすぐ「葉縁部」には達しないで、前方に湾曲する特徴がある。

ウメモドキ 雌花 ウメモドキ 雄花

雌雄異株で、「雌木」と「雄木」の区別がある。左の「雌花」には、柱頭が目立つ。右の「雄花」には、雄しべが4〜5本付く。

ウメモドキ 果実 ウメモドキ 葉腋にて開花する雌花

花だけを見ると、雄木に付く「雄花」の方が、遥かに美しい。しかし、果実は「雌木」にしか実らないので、ご注意を・・・

  緑の絵画館 : 私の植物図鑑 「ウメモドキ」