緑の絵画館   
和名 : ハマボウ (浜朴)
学名 : Hibiscus hamabo
科名 : アオイ科
分布 : 関東南部以西~九州(奄美大島)


 「ハマボウ」(浜朴)は、関東以西の暖地で、海岸沿いに逞しく群生する、アオイ科の落葉樹です。

 自生地の北限は、神奈川県の三浦半島にある「天神島」辺りとされます。右の花も、此の天神島の自生地にて、撮影して来たものです。(^_^=

  ハマボウは、主に海の傍にある「海岸植生」や「干潟植生」などに見られます。其の為、ハマボウ群落の周辺は、強い陽射しと潮風の影響を、厳しく受ける環境下にあります。

 其の性質を利用して、海岸付近の「防潮・防風林」として植林される事もあります。

 徳島県の鳴門市では、本種を「鳴門市の花」に指定し、7月には「ハマボウ・ヒマワリ祭り」が催されています。

 一度は、絶滅しかけた市内のハマボウでしたが、今では地元の幼稚園児や、保育園児たちにも、沢山の黄花を愛でて貰い、地域に元気をあげています。(^-^@


平成18年8月4日 神奈川県・天神島、小石川植物園、他
撮影者:梅本浩史
ハマボウの花

天神島に咲く、ハマボウ。優しい鮮黄色も映える。
ハマボウの冬芽と樹皮
天神島のハマボウ 
ハマボウの葉
ハマボウの実と種 ハマボウの黄葉と紅葉


ハマボウを、浜辺のホオノキと見立てて、漢字で「浜朴」と書く。しかし、両者は、あまりに似ていない為、不思議...。

其の他に、「黄色いムクゲ」と捉えて、「黄槿」と書く事がある。此れならば、納得できますね。

   緑の絵画館 : 私の植物図鑑 「ハマボウ」