緑の絵画館   
和名 : ヘリコニア・ロストラタ 他
科名 : バショウ科
(或いは、オウムバナ科)
英名 : Hanging Lobster Claw
原産地 : 南米・ペルー、ブラジルなど


 ヘリコニアの花は、誰でも一度見れば忘れられないくらい、個性的な形をしています。熱帯アメリカや、南国の太平洋諸島などに、様々な種類が分布しています。亦、幾つもの品種が作られており、「庭公園の植栽」や、室内を飾る「切り花」として、南国の生活に欠かせない存在と云えます。 (^-^)

 この美しい花、実は「苞」(ほう)と云ってガクが変化したもので、本来の花は、此の苞に覆われた中に隠れています。まるで、「オウム」の嘴みたいな姿をしていますが、外国の人たちは 「釣り下がったロブスターのはさみ」、と云う面白い名前を付けています。

 こんな形をしているんだから、いったいどんな生き物が受粉するのかな?と思えますよね。ヘリコニアは、鳥によって受粉する「鳥媒花」です。中でも、「コウモリ」や「ハチドリ」の仲間と、非常に密接な繋がりがあります。

 中には、特定の種類の「ハチドリ」にだけ、「花の蜜」が吸えるような「特殊な構造」になって、「花粉媒介者」を限定しているものもあります。其の為、もし片方の生き物が絶えれば、両方とも此の世から絶滅する...と云う「危うい関係のもの」もあるんです。


平成16年・19年 タイ、カンボジア、他
撮影者 : 梅本浩史



ヘリコニア・ロストラタ
   緑の絵画館 : 私の植物図鑑 「ヘリコニア」の仲間たち
 

     此の鮮やかな赤い花は、ヘリコニア・フミリス
     タイ北部、チェンマイの蘭園にて撮影したもの
カンボジアで撮影したヘリコニア・リングラタに似た種類
アンコール遺跡群の「トイレの前」に植栽されていたもの...
タイ・チェンマイの山地にあるエレファントキャンプで撮影
品種 : ゴールデントーチと思われる