和名 : マルバチシャノキ (丸葉萵苣の木)
学名 : Ehretia dicksonii var. japonica
科名 : ムラサキ科
分布 : 房総半島以南〜沖縄
台湾、中国・南部


 マルバチシャノキ(丸葉萵苣の木)は、房総半島の鴨川市が北限とされる、常緑高木。比較的、個体数が少なく、各地で絶滅が危惧されています。


 沖縄地方を訪ねると、稀に出会う事もありますが、やはり分布域は狭いようです。また、沖縄には、絶滅危惧種TA類(CR)に指定される、とても貴重な「琉球チシャノキ」も自生しています。(石垣島が北限)

 マルバチシャノキの北限にあたる千葉県鴨川市には、古くから「なんじゃもんじゃの木」と親しまれて来た、「天津神明神社のマルバチシャノキ」(県指定天然記念物)が佇んでいます。(^_^-


 尚、東アジア・南アジアの国々には、マルバチシャノキの変種が、数種分布している模様です。


平成20年5月27日、9月・11月 小石川植物園、林試の森、新宿御苑
撮影者:梅本浩史
マルバチシャノキ
マルバチシャノキ 樹皮

マルバチシャノキの樹皮は、成長と共に、表面の「コルク層」が分厚く発達してゆく。



マルバチシャの果実は、夏から晩秋にかけて、随分と長く枝先にぶら下がる。熟した果実は、食べられます。


5〜7月頃、直径1cmほどの白い両性花が咲く。白い花弁が、背面に反り繰り返るのも特徴。(散房花序)


葉っぱは、とても厚みがあり、表面は光沢を帯びる。葉には、「剛毛」が生えており、「紙やすり」の様にざらつく。


  緑の絵画館 : 私の植物図鑑 「マルバチシャノキ」