和名 : サンシュユ

科名 : ミズキ科
別名 : ハルコガネバナ、アキサンゴ
学名 : Cornus officinalis
分布 : 中国、朝鮮半島


 「山茱萸」(サンシュユ)は、中国~朝鮮半島に分布する落葉樹。春に、「黄金色」の花を樹冠いっぱいに開花させ、秋には、光沢のある「真っ赤な果実」を実らせます。

 「山茱萸」と云う漢字は、中国名をそのまま用いたもので、原産地の中国では、他にも山萸肉、藥棗など、様々な別名があります。日本には、古い時代に「薬用植物」として渡来しており、滋養強壮や、婦人病などに用いられて来た歴史があります。
  
 牧野富太郎は、この花を「春黄金花」(はるこがねばな)の名で普及させたかったと云われますが、なんとなく牧野先生のお気持ちが判りますね。春の花姿は、眩しいくらいに見事です。 (^_^)

 サンシュユの樹形は、多くが「株立ち状」で、幹や枝を放射状に広げる性質があります。また、葉の裏の脈腋には、毛束があるのも特徴です。

 また、樹皮は、不規則な小片となって薄く剥がれ、粗い「まだら模様」になります。


H18年3月・H20年3月・10月 京都府立植物園、薬用植物園、他 
撮影者:梅本浩史

 


↑ 葉序は対生で、葉の裏には、褐色の毛束が並ぶ


↑ サンシュユは、庭に一本あるだけでも見栄えがする


   緑の絵画館 : 私の植物図鑑 「サンシュユ」
  緑の絵画館