和名 : サカキ (榊)
別名 : ホンサカキ (本榊)、マサカキ (真榊) 
学名 : Cleyera japonica
科名 : ツバキ科
分布 : 東北南部〜沖縄、台湾


 サカキ(榊)は、暖地の林内などに生える、常緑小高木。神棚に飾られる、「神様に捧げる木」としても有名ですね。

 サカキの文字を見ると、「木」へんに「神」と書くので、神社や神事に関わる「神聖な木」である事が判ります。


 名前の由来は、神様の領域(境界)をしめす「境の木」や、枯れない常緑の葉っぱを「繁栄」の象徴とする「栄える木」など、諸説あります。

 ご存じの通り、神棚にお供えする「一対の花器」に、この「サカキ」をいけて、水を替えていれば、長く枯れませんよね。(^_^-


 私の生まれ育った関西では、「神前」に「サカキ」を用い、「仏前」には「ヒサカキ」や「コウヤマキ」などを用いていました。地域によって、植物の用い方にも、異なった特徴が見られますね。


平成18年6月9日、21年6月24日・10月27日 木場公園、新宿御苑
撮影者:梅本浩史
サカキ 全景
サカキ 樹皮

樹皮は、表面の「コルク層」が発達せず、「皮目」が顕著に見られる以外は、とても滑らか。やや「赤み」を帯びるのも特徴。


サカキ サカキ
サカキ 花

6月頃、1.5cm程の淡い黄白色の花が、下向きに咲く。水平方向に伸びた枝葉の「葉腋」に付く為、ちょっと気付きにくい。


葉っぱは、ヒサカキと違って「全縁」なので、鋸歯はない。冬芽が、「鉤状」にキュッと曲がっているのも、大きな特徴。



近年は、サカキの斑入り園芸種 「フイリサカキ」(トリカラ―等)が、よく植栽されており、目にする機会も増えている。

  緑の絵画館 : 私の植物図鑑 「サカキ」(マサカキ、ホンサカキ)