和名 : シロバナブラシノキ
別名 : カリステモン
学名 : Callistemon salignus
科名 : フトモモ科
分布 : オーストラリア東部


 「シロバナブラシノキ」は、「柳」の様な細葉を持ち、白い花穂を咲かせる、少し珍しいブラシノキの仲間。英名でも、「Willow Bottle-brush」や、「White Bottle-brush」と呼ばれます。(Willow → ヤナギ)

 シロバナブラシノキの最初の解説は、1797年 英国植物学者「ジェームズ・エドワード・スミス」によってなされました。

 彼は、「分類学の父」と称される「カール・フォン・リンネ」が、生前に所蔵した書物や収集物などを買い取り、ロンドン・リンネ協会を設立して、大切に保存・管理する受け皿組織を創設した人物でも知られる。

 スミスは、このシロバナブラシノキを、Callistemon属(カリステモン属)ではなく、Metrosideros属(メトロシデロス属)に分類していました。後に、植物学者「ロバート・スウィート」によって、現在のcallistemon属(カリステモン属)への移行が示されます。

 日本国内では、白い花穂を咲かせるブラシノキに、「ブラシノキ」(C. speciosus)の白花品種などもあります。時々、苗が流通していますね。

 しかし、「シロバナブラシノキ」は、そう頻繁に出会う樹木ではありません。ただ、小石川植物園では、立派な雄姿を見る事が出来ますよ。
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平成17年6月9日、21年5月27日 小石川植物園
撮影者:梅本浩史


シロバナブラシノキは、枝先が細く、全体的に枝垂れる。その為、花の無い時期には、シダレヤナギのようにも見えてしまう。