和名 : シラカバ(白樺)
別名 : シラカンバ
学名 : Betula platyphylla var. japonica
科名 : カバノキ科
分布 : 北海道〜中部地方以北

 
 シラカバは、冷涼な高原や亜高山帯などに生える「真っ白な樹皮」が、とても印象的な落葉高木。

 本州では、比較的標高の高い場所に生えていますが、北海道では低地で普通に見られます。(^_^=

 シラカバは、日の当たる明るい場所を好む木(陽樹)で、よく「シラカバ林」のような群落をつくります。亦、伐採地や崩壊地などに進出し、先んじて繁茂する「先駆樹種」(パイオニア・プランツ)の一種でもあります。

 最近、本州の暖地などで、よく見られる「シラカバ」の植栽は、「耐暑性」を具えた西洋シラカバの品種「ジャックモンティー」などが、多く流通しています。

 本来の「シラカバ」を植えれば良いように思えますが、実は、蒸し暑い低地に植栽すると、成長がこじれてしまい、白く美しい樹皮は日に焼けて「黒カバ」になってしまうのです...。

 虫歯予防の天然甘味料として知られる「キシリトール」は、主にフィンランドで生産されていて、此のシラカバ類の「樹液」から作られているんですよ。(^-^


平成21年6月2〜4日 札幌市内にて
撮影者:梅本浩史
↑ 本来の「シラカバ」は、幼く若い木の時から「樹皮」が白い訳では無い。成長と共に、白くなってゆく。
 老木になると、縦に表面が裂けてくる。シラカバの寿命は「短命」で、人の寿命とあまり変わらない。




↑ 札幌市・豊平公園内の白樺林
(北海道札幌市では、昭和47年頃から「シラカバの花粉症」なども報告されている。)

↑ 札幌の旧道庁庭園(赤レンガ庁舎)の白樺林 ↑ 北大札幌キャンパス内の白樺並木

↑ 春、白樺から採れる樹液を「白樺水」と呼ぶ。ほんのり甘い白樺水を、ゆっくり煮詰めると「白樺シロップ」に♪
   緑の絵画館 : 私の植物図鑑 「シラカバ」