和名 : サガリバナ (下がり花)

別名 : サワフジ(沢藤)、舞香花、キーフジ、銭かけ木
学名 : Barringtonia racemosa
英名 : Common putat
科名 : サガリバナ科
分布 : 奄美大島〜琉球列島、台湾、東南アジア、
インド、ポリネシア、他


 サガリバナは、亜熱帯から熱帯に分布する常緑高木。夕暮れから夜を迎えると、長く垂れ下がった「花穂」が咲きはじめ、甘い香りを漂わせます。

 日本の本州に住んでいると、此のサガリバナは、殆ど馴染みの無い植物ですが、沖縄の西表島では、重要な「観光資源」ともなっている。

 6月下旬〜7月下旬の間、西表島のカヌーを用いた「早朝サガリバナ見学ツアー」では、本種の持つ幻想的で、優雅な花姿を、水面から満喫する事も出来ます。(^-^=

 沖縄の西原町では、推定樹齢470年以上とされる、「内間御殿のさわふじ」が佇んでいます。開花期の7月には、此の西原町の他、読谷村の座喜味公園でも、「さがりばな祭り」が催されます。

 亦、名護市の真喜屋辺りでは、サガリバナを「舞香花」(モウカバナ)と呼んでおり、「舞香花祭り」が開催されますよ。(^_^‐


平成17年8月19日  夢の島熱帯植物館、他
撮影者:梅本浩史
葉の表面には、光沢がある。近縁種の「ベニサガリバナ」よりも、かなり大型の葉っぱを展開する。
地方名の「銭掛け木」(ジンカキギー)とは、垂れ下る花姿を、枝にぶら下げた「鳩目銭」(輪銭)に見立てて付いた名だそうだ。
雄しべの束と、基部が合着したガクが、一緒に抜け落ちる ユニークな形の果実は、水に浮く。中国では、「水茄冬」と書く。
  緑の絵画館 : 私の植物図鑑 「サガリバナ」