和名 : ベニサガリバナ
学名 : Barringtonia acutangula
英名 : Red Barringtonia , Indian oak ,
Indian putat , etc.

科名 : サガリバナ科
分布 : インド、東南アジア、オーストラリア等


 ベニサガリバナは、亜熱帯から熱帯に分布する「サガリバナ」の仲間。真っ赤な穂状の花序が、優雅に揺れます。

 サガリバナは、夜間に開花し、夜が明けると散ってしまう、不思議な特徴を持つ花木です。近縁種である、此のベニサガリバナも、同じく「夜間」に開花しますよ。

 熱帯地方の生き物たちは、「強い陽射し」と、「高温多湿」が伴うような「昼間の環境」では、休息しながら過ごし、涼しい「夜間」や「明け方」に活動するものが多い。

 すると、其処に生育する植物たちも、夜間に「花」を咲かせて受粉を促すものが、多く見られるようになります。

 まるで、植物が人間や動物のように「脳」で考えて、工夫したり、試行錯誤しているかの様で、とても不思議ですよね…。

 日本では、殆ど見る機会のないベニサガリバナですが、沖縄県の本部町に植えられた本種は、夜の「花の名所」として、少しずつ知られて来ています。(^-^=


平成19年10月下旬  ベトナム北部、ハロン市
撮影者:梅本浩史
ベトナム・ハロン市のホテル前庭に、美しく植栽された「ベニサガリバナ」の様子。庭木だけではなく、「木材」としても利用される。
葉の表面は濃い緑色で、光沢がある。葉裏は、淡い緑色。葉縁には、細かな鋸歯が並び、やや波打つ。
英名の「Indian oak」とは、「インドのオーク」と云う意味 サガリバナの花と比べると、随分と小さくて華奢な印象
  緑の絵画館 : 私の植物図鑑 「ベニサガリバナ」