日本的情緒漂う、優しい花色  サラサウツギ
和名 : タラノキ
別名 : タランボ、オダラ、オニダラ

学名 : Aralia elata
科名 : ウコギ科
分布 : 北海道〜沖縄、朝鮮半島、中国など


 「タラノキ」は、山野の伐採跡地や林縁などで、よく見られる落葉樹。大きな葉っぱと、細く直立した幹には、「刺トゲ」が沢山あります。亦、樹皮や根の皮には、貴重な「薬効成分」も含まれます。

 春の「山菜」としても知られる「タラの芽」は、本種の新芽を採取したもの。ほろ苦くて、香りよく、日本酒やビールに合います♪ (^-^

 タラノキには、食用として栽培される「刺」のないタイプもあります。此れだと、トゲで怪我をしないので、個人のお庭や狭い場所にも植えられますね。

 刺トゲの多いタラノキは、その姿から「オダラ」とも呼ばれます。一方、刺が殆ど無い変種の方は、「メダラ」と呼んでいますよ。(^_^=)

 春にスーパーなどで売られるタラの芽は、促成栽培されたもので、味も香りも弱く、やや寂しい食感です。一方、野生のものは、大変美味しい為、「乱獲」されてしまう事も多々あります。

 一番芽は、私や次に来た人の為。二番芽、三番芽は、来年のタランボの為に残す。此のルールを守れぬ人は、採ってはいけません。


平成21年8月9日・11月6日 小石川植物園、大船植物園、他
撮影者:梅本浩史

葉や幹などを「刺」で被い、物理的に「被食防衛」をする


大形の2回奇数羽状複葉。この小さな葉、全部で一枚の葉



          タラノキの頂芽(左)と、側芽(右)
   ↑ 春の味覚のひとつ、「タラノメ」の天ぷら。店頭に並ぶものは、栽培されたものが流通する。  ↑ 調理前のタラノメの様子。

    ◆◆ 「たらの芽の とげだらけでも 喰われけり」 小林一茶