和名 : ビルマネム
学名 : Albizia lebbeck
科名 : マメ科
英名 : Lebbek Tree、Woman's tongues Tree、etc
中国名 : 闊莢合歡 (大葉合歡、大叶合歡)
分布 : 中国、台湾、熱帯アジア、熱帯アフリカ、他


 ビルマネムは、東南アジアや中国、台湾、インド、エジプトなどにも分布する、マメ科の落葉高木。

 日本の本州では、主に温室などで栽培されている、ちょっと珍しい植物のひとつ。年間を通じて温かい沖縄方面では、明治期から既に導入されており、学校の校庭や公園などに、日陰をつくる「緑陰樹」として植栽されました。

 ビルマネムの花は、夜間になると、強い芳香を放つ。熱帯や亜熱帯地域に、広く分布する植物らしい特徴です。暑い地域の生き物たちは、過酷な「昼間」には、あまり活動しないのです。

 少し興味深いのが、英名の「Woman's tongues Tree」と云う呼び名でしょう。「乾季」を迎える頃、沢山茂っていた葉っぱは落葉し、枝には 約20〜30pほどの「豆果」の「莢」が残されます。

 此の乾燥した「豆の莢」は、枝にぶら下がったまま、風に揺られて賑やかに「音」を鳴らします。其れはまるで、噂話で持ちきりの、おしゃべり好きな女性達のように・・・。

 
平成21年6月11日  夢の島熱帯植物館
撮影者:梅本浩史

一見すると、「ビルマネム」と、近縁種の「オオバネムノキ」の「花」や「葉っぱ」は、とてもよく似ている。
「ビルマネム」は、枝葉を大きく広げて育つため、熱帯地域では、「木陰」を提供する「緑陰樹」としても、利用される。



  「豆果」の印象は、近縁種であるオオバネムノキと異なる
「ビルマネム」の花蕾には、「縦の割れ目」と浅い凹凸がある。

◆■◆ : Silence is the best ornament of a woman.  (沈黙は、女性の最高の装飾品。)

  緑の絵画館 : 私の植物図鑑 「ビルマネム」