和名 : ベニトチノキ(紅花栃の木)
英名 : Red horse chestnut

学名 : Aesculus carnea
科名 : ムクロジ科(トチノキ科)
原産 : 園芸品種


 「紅花トチノキ」は、日本のトチノキよりも、やや小振りな欧州産の園芸種。艶やかな雰囲気をもつ花木ですから、庭園の「シンボルツリー」としても、よく植えられます。

 異国情緒漂う、横浜の「山手」を歩くと、「洋館のお庭」に植えられた本種に出会います。亦、オシャレな店の建ち並ぶ「銀座」や「有楽町」では、建物の接道部の植栽や、街路樹として見る機会もあります。

 「マロニエ」と云うと、「西洋トチノキ」を指すフランス語ですが、日本では、「紅花トチノキ」を呼ぶ際の「俗称」ともなっています。「マロニエ」と云う言葉の持つ響きは、お洒落ですからネ。(^-^=

 「紅花トチノキ」は、「西洋トチノキ」と、北米原産の「アカバナトチノキ」との交配種で、1820年頃に作出されたと云われます。新しく見えて、実は古い品種なのです。

 紅花トチノキは、交配種である事から、結実し難い性質があります。尚、果実の姿は、西洋トチノキに似て「トゲ」に被われます。赤い花穂は、アカバナトチノキ譲りですね。

 紅花トチノキの「冬芽」は、日本の「トチノキ」の様な「粘液」には被われません。でも、冬芽の中に、「葉芽」と「花芽」が一緒に入った「混芽」である点では、同じです。


 
平成14年2月27日・20年4月26日 木場公園、銀座、有楽町、薬用植物園、他 
撮影:梅本浩史



綺麗な花ゆえ、銀座の「マロニエ通り」にも植栽される


あまり大きくならないので、庭木としても人気の花木


紅花トチノキは、トチノキと「接ぎ木」される事が多い