和名 : アセビ (馬酔木) 
別名 : アシビ、アセボ、シシクワズ
科名 : ツツジ科
学名 : Pieris japonica
分布 : 本州〜九州


 「馬酔木」(アセビ)は、早春を迎える頃に、壺状のとても愛らしい小花を、鈴なりに咲かせてくれます♪ (^-^)

 けれど、アセビは「有毒植物」でもあるのです。草食動物たちは、この枝葉を食べると「命」にかかわる事から、決して食べません。枝葉でも樹皮でも、花壇の草花でも食べてしまう鹿さんたちですが、アセビには手が出せません。

 アセビは、その身体に「毒」(グラヤノトキシン等)を持つことで、食害されぬよう、化学的に「被食防衛」をしている訳ですね。


 アセビには、様々な品種や変種があります。よく見るものは、葉の縁に白い斑が入るフクリンアセビ、ピンク色の花を咲かせるアケボノアセビなど。亦、濃い紅花を咲かせる品種もあります。

 屋久島には、変種のヤクシマアセビ。沖縄には、リュウキュウアセビが分布していましたが、自然のものは、ほぼ絶滅したとされます。

 台湾には、タイワンアセビが分布します。台湾の先住民族は、其の枝葉を水に浸けて潰し、「農薬」として用いたそうですよ。


平成14年3月14日・19年  箱根町、奈良市、つくば市
撮影者:梅本浩史




アセビの全景

アセビの樹皮
 
 

  低木の印象が強いが、自然ではかなり大きく育つ。
   箱根神社や大涌谷周辺などにも、樹林がある。
アセビ

なんでも食べる奈良公園の鹿たちも、アセビは食べない。

奈良・東大寺の周辺に見られるアセビの植栽例。
  緑の絵画館 : 私の植物図鑑 「アセビ」
  緑の絵画館