緑の絵画館   
和名 : タラヨウ
別名 : 葉書きの木、郵便局の木
科名 : モチノキ科
学名 : Ilex latifolia
分布 : 本州(関東以西)〜九州

 「多羅葉」(タラヨウ)は、暖地に見られる常緑高木です。仏教寺院の境内などに、よく植えられる木の一つです。

 インドやパキスタン、東南アジアなどでは、紙が発明される以前から、大切な経典をヤシ科の「多羅樹」(タラジュ)の葉に記した事が知られています。

 この時に用いられる多羅樹の葉を、「貝多羅葉」と呼ぶ事から、同じように「葉」に文字を記す事の出来る、モチノキ科の「タラヨウ」にも、同じ名前が付けられました。

 近年では、文字が浮き出て、葉書きを少し小さくした様なサイズなので、「葉書の木」と呼ばれたり、郵便局に植えられて「郵便局の木」としても、広く紹介されていますね。 (^_^)

 郵便局の窓口で、切手を貼って出せば「葉っぱの手紙」として、送り先に届けてくれますよ。(^_^=

平成19年 小石川植物園、日本橋、鎌倉
撮影者 : 梅本浩史



タラヨウの全景
 
 

    葉っぱの裏に、硬い棒などを使って文字をかくと....
    あら不思議!ゆ〜っくり、文字が浮き上がってきて、
    その後は、何年もの間、葉の裏に文字は残されます。


 
雄木につく雄花は、4つのお髭のような雄しべが目立つ 雌木につく雌花は、この後、真っ赤な実に変身します
   緑の絵画館 : 私の植物図鑑 「タラヨウ」