和名 : ホトトギス
科名 : ユリ科
学名 :
Tricyrtis hirta
分布 : 北海道南西部、関東以西、四国、九州

「ホトトギス」は、非常にユニークな花を咲かせる、ユリ科ホトトギス属の多年草。不思議なのは、花冠の形も然る事ながら、其の名前です。何故、夏鳥の名前を付けたのだろう…と思ってしまいます。
(^-^)

本種の「名の由来」は、この花の斑点を、「ホトトギス」の胸の斑点に見立てたものとされています。このような模様を持つ鳥は、他にも居るのですが、何故ホトトギスでないといけないのか、少しだけ疑問は残りますね。

山野で、湿度の高い場所に見る事の多い本種ですが、他にも幾つかの種類があります。よく園芸店で見掛けるものは「台湾ホトトギス」である事が多く、之は西表島等でも野生化しています。

花の構造は、外側にある6枚の「花被片」と、内側に立つ塔の様な「花柱」。そして、プロペラの様な「雄しべ」と「雌しべ」。また「花被片」の基部に膨らみがあるのが、ホトトギス属の特徴です。他に、どんなホトトギスに出逢えるのか、楽しみですね。


平成13年10月16日 文京区 小石川植物園にて 撮影:梅本浩史