和名 : カカオノキ
科名 : アオギリ科
学名 :
Theobroma cacao
分布 : 熱帯アメリカ、南アメリカ原産

 「カカオ」は、チョコレートやココアの原料として有名ですね。其以外にも、木の幹に花や果実を付ける事でも知られています。この様なものを「幹生(花)果(かんせいか)」と呼びます。熱帯の密生した森では、「枝先」ではなく、「幹」に花や実を付けた方が「受粉」や「摂食による種の散布」に有利な場合があるんですよ。まったく恐れ入りますよね。

 「カカオ」は、其の果実の中に20〜60個の種子を含んでいます。其れを、発酵させて果肉を取り去り、乾燥させたものが「カカオ豆」。この豆を炒って、香料や砂糖と練り混ぜて、固めると「チョコレート」になります。絞って脂肪を取り除くと、あの粉末の「ココア」になる訳ですね。

 「ココア」は大好きですが、「まさかこんなに小さい花だったとは思いもしなかった」と言う方も多いのではないでしょうか。御多分に漏れず、私もそうでした(笑)

H13.6.17 大阪府立花の文化園 、タイ・バンコク、他 撮影:梅本
微笑みの国 「タイランド」を旅している時には、
こんな「幹生花」をつける植物に出会いました。