● 「特別養護老人ホーム」における「園芸福祉活動」記録  其の(1)
     

此の頁では「緑の絵画館」運営者が関った「園芸福祉活動」の記録を紹介します。都内の「特別養護老人ホーム」において園芸サークル活動を、足掛け3年間続けて参りました。現場の方達と試行錯誤しながら構築した、心温まる活動でしたが、残念ながら平成14年12月、3回目の「クリスマス活動」にあたる活動日を最後に現場を退く事となりました。

 そんな活動の中で得られた様子を、ほんの僅かではありますが御紹介しようと思い、此処に頁を割く事と致します。「園芸福祉」と言う分野には、約8年間ほど関わっておりました。個人的には、知的障害を持つ子供達の「授産事業」の中の「園芸活動プログラム」に関わりをもったのが、最初の出来事です。障害者福祉施設から、介護福祉施設まで、実に様々な現場を訪ねて来た経験から、園芸福祉活動の講師などをお受けする事も御座います。


 園芸福祉活動は、対象者の置かれる状態によって、亦、各施設の特色によって様々に変化致しますが、概ね、活動の計画、資材購入、実施、及び、評価が要と成って参ります。此の特養老では、四季を通じてお年寄りの方達と「園芸」という分野を基礎に、月2日間の活動時間を共有致しました。

 施設職員の方達、民生委員の方達、園芸ボランティアなど、多くの方達と共に協力し合い、其の現場に即した形で成長してゆくのが、とても大切なことです。

    

                 


     
    

                         ■◆■ 活動前の準備風景と、活動後の作業の様子


                 


当該活動では、一年を通じて花苗類・野菜・根菜類を入所者のお年寄りの方達と栽培・育成し、また様々なアレンジ材料を用いて創作活動(加工)を行うなど、一連の園芸活動プログラムを施設内で実施し、施設利用者のご家族にお便りを頂いたり、施設を来訪された方々もテラスにて、くつろいで頂いたりも致しました。

 利用者の方達が植えた花達や野菜に囲まれて、穏やかな時間を過ごすひととき。此の活動当事者に留まらない反響や人間関係の広がり、補助者を含めた活動に関わる全ての方達の「想い」を尊重し、そして大切に育むことは、活動存続・健全な維持には欠く事の出来ぬ柱と成るものでした。

 「春の屋上庭園」 もう、すっかり花盛りですよ!!
  どの植物達からも、生命の息吹きを感じますっ♪


いつも頼もしかったシルバー人材の方達。
地域の民生委員さんもお手伝いに来られます。 


「ストロベリーポット」を用いての活動。う〜ん、
少〜し作業が難しかったかなぁ…♪  


ベランダで育てた花を押し花に加工♪ その
材料を活かして押し花絵葉書を作りました♪


乾燥や日照りにさらされる屋上の植物たちは 毎
日の管理が不可欠です。真夏は本当に大変・・・。 


大型プランターに エンドウ豆の「播種作業」。
皆さんと豊作を祈りながら名札を付けます♪


「夏の陽射し」に備えて、素敵なアレンジ帽に挑戦しま
した。利用者さん達、各々のアレンジセンスが光ります。
すっかりモデルさんの気分で、お一人ずつ記念写真を
撮りました。これからの戸外作業には不可欠なアイテ
ムですよね♪ (=^.^)


ツタンカーメンゆかりの「ツタンカーメンエンドウ」が、
こんなに豊作です!! このような話題になるものも、
播種して栽培したりするんですよ。他にも、ドライアレ
ンジ用の「トウモロコシ」等々、色々と育てておりま〜
す♪ (^-^=


外が猛暑の夏の日、屋内でドライフラワーや木の実を
用いた「小さな森の木づくり」をしましたよ。(^_^)


この薄紫の花、何処となく気品を感ずるお顔立ち。
そう、これがツタンカーメンエンドウ豆の花なのです。

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