和名 : サンゴジュ (珊瑚樹)
科名 : レンプクソウ科(スイカズラ科)
学名 : Viburnum awabuki
分布 : 関東南部以西、四国、九州、沖縄、
朝鮮半島、台湾


 サンゴジュは、公園や生垣、街路樹などでお馴染みの木。関西出身の私は、小さい頃から、此の燃えるような果実を見て育ちました。

 後に、農大にて、本種が「潮風」や「公害」に強く、且つ、延焼を防止する「防火能力」に優れる事から採用されていた事実を知り、今迄に増して、深い親しみを覚えた記憶があります。

 サンゴジュは、暖地性で海岸に近い林や山地に自生しており、沖縄地方でも「防風垣」として利用されます。本州でも、「生垣」の用途として植栽される事が多いですよね。(^-^=

 サンゴジュの真っ赤な果実が、樹冠全体を被う姿は、「風致木」としての役割にも堪え得る、見事な美しさがあります。

 名前の由来は、この真っ赤な果実を、紅珊瑚に見立てたもの。以前、樹木講座を担当していた際に、本種の「防火性」と、「銀杏」の「耐火性」についてお話をする機会がありました。
 
 其の中で、生徒さんから「之からは、珊瑚樹ばかりで生垣を作ろう!」という話になってしまいました。

 そう、毎年大発生する、あの「サンゴジュハムシ」の話は、さて置いて…(^_^;

H13.8.7、H17.6.19  皇居東御苑・猿江恩賜公園、夢の島、他
撮影者:梅本浩史




↑ 整然と植栽・管理された、皇居内のサンゴジュ生垣



↑ 切り詰めずに放任して、樹齢を重ねたサンゴジュの生垣

   緑の絵画館 : 私の植物図鑑 「サンゴジュ」