東京は上野公園の約53万uの敷地内にある「東照宮」。此処では、冬と春に「ぼたん祭り」が行われ、約3200株の牡丹が咲き誇り、来園者の目を楽しませます。「牡丹」で有名な社寺は沢山ございますが、西では奈良の「当麻寺」、「長谷寺」が名高く、関東ではこの「上野の東照宮」と、鎌倉の「鶴岡八幡宮」が名所として挙げられます。

「立てば芍薬、座れば牡丹 ・…」からも判るように、牡丹は背丈が低く、横に広がりを持ち、花は大輪で風格と気品に満ちた、美しい姿をしています。中国の国花としても有名ですね。牡丹は、奈良時代に渡来したと言われます。また、弘法大師が帰国の際に持ち帰ったとする説もあるようです。もしそうだとすると、なんとも神秘的で魅力ある話ですよね。(^‐^)
                                                  撮影者:梅本浩史
お淑やかに傘を差す姿は、なんとも「雅(みやび)」な雰囲気が漂います。
元々は「薬用」として珍重された歴史を持つ牡丹。根には「鎮痛」、「消炎」効果があります。
  冬季 1月〜2月
春季 4月20日〜5月10日
上野、牡丹祭り
白壁をバックに、独特の景色を味わえます。中国では牡丹を「花王」、「百花王」、「富貴花」、「花神」と呼ぶのにも、納得がゆきます。
花見の途中の御茶屋さん。少し疲れた身体を、甘い甘酒を飲みながら休息。
江戸時代には「牡丹ブーム」が起こり、競って様々に品種改良が行われました。朝顔や盆栽などを見るにつけ、江戸の植物文化に驚きます。
美しく組まれた竹穂垣を背景に、牡丹の花は更に引立ちます。
約3200株の優雅な大輪に、思わず溜め息が出る方も。(^_^)