緑の絵画館   
和名 : ハンゲショウ
別名 : カタシログサ、オシロイカケ
科名 : ドクダミ科
学名 : Saururus chinensis
分布 : 本州〜九州・沖縄、
台湾、朝鮮、中国

 
 「半夏生」(ハンゲショウ)は、夏至から11日目の「半夏生」の頃に咲く、「ドクダミ」の仲間。漢字では、「半化粧」と書く事もあります。此れは開花期に、葉を半分「お化粧」した様に、白くなる事に由来します。其処から、「片白草」と言う別名も付いています。

 
 水辺や湿地に自生する多年草で、普段はあまり目立ちません。其れが一度、開花期を迎えると、画像の様に非常に目立つ姿へと変わります。

 こうやって、派手なお化粧をして「昆虫たち」を呼んで、受粉してもらおうと云う訳ですね。尚、中国では、本種の事を「三白草」や、「三白」と書きます。

 実は、此れら「ドクダミ科」の植物には、花弁もガクもありません。実際、「ドクダミ」の白い花弁状のものは、「総ホウ片」と言って、葉っぱが変化したもの。「半化粧」の花穂も、やはり同じなんです。

 下から順に咲いて行く此の花穂は、始めは丸くて「猫背」なのですが、上へと咲き進むにつれて、真っ直ぐの姿勢になってゆきますよ。(^_^


平成12,13,20年6月下旬  自然教育園、水元公園、星薬科大学
撮影者:梅本浩史
ハンゲショウ
 

     水辺に群生するハンゲショウの涼しげな光景
ハンゲショウ
花には、花弁もガクも見当たらない
   緑の絵画館 : 私の植物図鑑 「ハンゲショウ」