和名 : アマチャ (甘茶)
別名 : コアマチャ、アマチャノキ
学名 : Hydrangea serrata var. thunbergii
科名 : アジサイ科(旧 ユキノシタ科)
分布 : 本州(関東、中部地方)


 「甘茶」(アマチャ)は、山地の谷沿いの斜面などに生える「ヤマアジサイ」の変種です。

 葉っぱには、甘味の成分(フィロズルチン)が含まれ、此の葉を乾燥させて発酵させる事で、あの「甘茶」が出来ます。「アマチャヅル」も、同じく「甘茶」に用いられます。

 アマチャは、4月8日の「潅仏会」(仏生会)、「花祭り」(お釈迦様の誕生日)に、祝いの儀式で甘茶がふる舞われる事でも有名ですね。

 この甘味は、糖尿病患者の砂糖の代用や、醤油の味付け等にも用いられました。尚、伊豆半島には変種の「アマギアマチャ」も自生します。

 本種の「装飾花」は、淡い紫〜紅色で、4枚は縁が重なり合って付きます。中心には、小さな「両性花」が、無数に集まって咲きますよ。


平成13年6月3日  小石川植物園、浅草寺 
撮影者:梅本浩史
  
 ↑ 花祭りでは、釈迦の誕生仏に甘茶をかけて祝う
 
  ↑ 地域変種の「アマギアマチャ」の葉
   緑の絵画館 : 私の植物図鑑 「アマチャ」