和名 : ナニワイバラ
学名 : Rosa laevigata
科名 : バラ科
原産 : 中国、台湾
分布 : 関西、四国、九州の一部で野生化


 「難波薔薇」(ナニワイバラ)は、野性味のある白い薔薇を咲かせる、常緑つる性木本。

 元々は、中国や台湾が原産地でしたが、比較的、古くから渡来したとされます。江戸時代、大阪の植木屋が、此のバラを普及させた事から、この名が付いたとされます。現在では、和歌山県以南に、野生化したものも見られます。

 「ナニワイバラ」と云うだけあって、花のガク筒や花柄などには、比較的、強い刺が密生しています。しかし、「ハマナス」同様、其の「野性的な趣き」には、人気があります。

 美しい大輪・一重の白花は、見る者の気持ちを惹きつけます。西洋薔薇と異なり、手間もあまり掛からず、なかなか逞しいですよ。

 花期は、あまり長くないのが、ちょっと残念です。私は、大阪出身ですから、本種を見る度に、懐かしい気持ちで「難波」を思い出します。(^-^=


平成13年5月、21年6月9日  小石川植物園、鎌倉にて
撮影:梅本浩史 
鎌倉の小学校には、ナニワイバラを用いて正門側フェンスを、見事に緑化している所もあります。