和名 : コウヤボウキ
学名 :
Pertya scandens
科名 : キク科
分布 : 本州(関東地方以西)、四国、九州


本種は、山地の日当りの良い場所や、崖地などの少し乾燥した場所に自生している小低木です。

枝はよく分かれ、其の長い枝を垂らす様に育つ性質を持つので、其々に花を付けると非常に美しく、秋の山道において、とても心を和ませてくれる存在です。

撮影地の高尾山では、偶然にも「アサギマダラ」が蜜を吸いに来た所に居合せ、この画像を残す事が出来たのは大変な幸運でした。

「高野箒(コウヤボウキ)」の由来は、弘法大師に因んだものでは、2説知られています。何れも、高野山に縁のあるものです。
@ 竹を植えることを禁じられていた高野山で、本種の枝を用いて「箒」を作った所から来ている。
A 高野山で、机上の掃除をするのに、之を束ねて用いた所から来ている、というもの・・・などです。

現在でも、京都の酒蔵では、本種で作られた箒を用いる所があると言われます。しかし何れにせよ、この花の細やかな美しさに変りありません。
(^-^)

平成12年10月24日  高尾山にて      撮影者:梅本浩史