和名 : サラサモクレン(更紗木蓮)
科名 : モクレン科
学名 : Magnolia  × soulangiana 
分布 : 園芸品種
 
 3月の街を歩くと、様々なモクレン科の仲間たちに出逢います。「ハクモクレン」は、春の陽に映える、やや黄色みを帯びた大輪の白花を咲かせます。

 次ぐ、「コブシ」の花は、とても芳しく、気品に満ちており、山野に「春」を告げる花木です。少し遅れて、「シモクレン」が咲く頃には、「八重桜」が咲誇ります。(^-^=


 そんな中、独特な花色を放つモクレンの仲間に、「更紗木蓮」(サラサモクレン)があります。此の更紗木蓮や、錦木蓮などを擁する「品種群」は、18〜19世紀初頭に、フランスの園芸家「スーランジュボダン」が作出した事に由来し、マグノリア・スーランジアナとも呼ばれます。

 この品種群は、「シモクレン」と「ハクモクレン」を掛け合わせたもので、世界中で人気があります。まるで、真っ白な花弁が「赤ワイン」で、ゆっくりと染まったかの様な色彩は、とてもお洒落で魅力的ですよね。

 非常に花付きも良く、毎年沢山の花を咲かせてくれる点で、「記念樹」にも適した樹種と云えます。実際に、学校の「記念樹」としてお奨めしたケースもあります。(^_^-

 さて、モクレンの仲間の花蕾を見ているとと、皆、同じ「北」を向いているのが判ります。此の様な、「方向」を指標する植物を「コンパス・プランツ」とも呼びます。とても可愛い光景ですよね。(^-^)
 
平成13年3月上旬 神代植物公園、他 
撮影者:梅本、平野
「更紗木蓮」の品種「アレキサンドリナ」 ↑ 
Magnolia × soulangiana  ’Alexadrina’
「更紗木蓮」系の品種「フクジュ」 ↑ 
Magnolia × soulangiana  ’fukuju’