シデコブシの品種 「Waterlily」
シデコブシとコブシの交配種とされる「Ballerina」
星の形に似るので、英名を「Star magnolia」と呼ぶ 中国でも、シデコブシを「星花木蓮」と呼んで栽培
和名 : シデコブシ(四手辛夷)
別名 : ヒメコブシ(姫辛夷)、ベニコブシ(紅辛夷)

学名 : Magnolia tomentosa (Magnolia stellata)
科名 : モクレン科
分布 : 本州(愛知・岐阜・三重)


 「四手辛夷」(シデコブシ)は、春先に開花する落葉性の美しい花木です。日本各地に自然分布する訳ではなく、とても狭い範囲に自生する、大変貴重な花なのです。

 しかし、その数少ない自生地ですら、周辺の開発工事によって、自生環境に悪影響が出て、その数を大きく減らしています...。

 花を一見すると、「コブシの花」にも似ていますが、「花被片」が細ながく、枚数も多い事(12〜18枚位)からも、容易に区別が付きますね。(^_^)

 シデコブシの花は、非常に「変異性」が強く、其の変り種は、様々な品種名で流通しています。中でも、花色が「ピンク色」がかったものを、「ベニコブシ」と呼んで珍重しました。

 花被片の様子も、一重だけでなく、八重咲きのものもあり、洒落た洋風の名が付いたものもあったりと、なかなか隅に置けません。

 艶やかさと、淡い繊細さを兼備えた「多彩な花木」と云えます。(^_^=)


平成16年3月14日 小石川植物園、浜町公園、他 
撮影:梅本浩史