緑の絵画館

和名 : ツルニンジン
別名 : ジイソブ
学名 : Codonopsis lanceolata
科名 : キキョウ科
分布 : 北海道、本州、四国、九州


 「蔓人参」(ツルニンジン)は、キキョウ科ツルニンジン属の蔓性多年草です。山野の林縁部を歩いていると、不意に出逢う事のある植物。本種の和名に付く「ニンジン」とは、あの野菜で食べる「人参」ではなくて、「朝鮮人参」に似た「根」を持つ所から、此の名が付きました。

 以前、信州の山林を散策中、本種を初めて見つけた時に、「ジイソブ」と「バアソブ」と云う名を聞きました。長野県木曾地方では、「そばかす」の事を「ソブ」と呼ぶそうです。

 本種と、其の近縁種である「バアソブ」の花冠内側には、「老人のそばかす」のような模様がある事から、此の地方名が付いたそうですよ。(^_^)

 それ以来、私自身も「ツルニンジン」と云う名より、「ジイソブ」と云う地方名にすっかり愛着が湧き、そちらの名前の方が、先に言葉として出てしまいます。(^-^;)

平成14年9月15日 小石川植物園
撮影者:梅本浩史

   緑の絵画館 : 私の植物図鑑 「ツルニンジン」