緑の絵画館   
和名 : ミツマタ (三椏・三叉)
漢名 : 黄瑞香(瑞香とは、沈丁花の意)
科名 : ジンチョウゲ科
学名 : Edgeworthia chrysantha
分布 : 中国〜ヒマラヤ原産


 春の陽に、「三椏」(ミツマタ)の咲かせる小さな「花手毬」たちは、とても優しく映えます。(^_^=

 ミツマタの「枝ぶり」の特徴は、文字通り「三又」に分かれる点。亦、「紙幣の原料」としても広く知られますよね。しかし、元々は、日本の植物ではなく、室町時代頃に渡来したものと云われます。

 其れ以前の「製紙」には、古い時代から「コウゾ」が用いられ、奈良時代には「ガンピ」等を併せて用いたそうですよ。

 地域によっては、「カジノキ」や「ササ」などを原料とした「製紙文化」もありました。江戸〜明治時代にかけて、「紙幣」の流通が盛んになり、弾力性があって光沢の美しい「ミツマタ」の需要が、一気に伸びました。

 勿論、お財布に入っている「お札」にも、「ミツマタの繊維」が用いられます。そして、お札の種類によって、その含有量は異なっています。(^-^)

 実用面ばかりでなく、開花した花姿も美しく、園芸種の「赤花三椏」は人気があります。綿毛の密生した花冠は、とても愛らしい♪


平成14年3月25日・21年 北の丸公園、新宿御苑、他 
撮影:梅本浩史
アカバナミツマタ

ミツマタ 樹皮

 
ミツマタ ミツマタ 花
ミツマタ 実 ミツマタ 葉

   緑の絵画館 : 私の植物図鑑 「ミツマタ」